119D033|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
ICDAS における歯冠部齲蝕のコードの構成要素はどれか。3 つ選べ。
3つ選択
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正解: b・c・d
正答
b、c、d
この問題のポイント
ICDASでは、歯面の修復・シーラントの状態、齲蝕病変の進行状態〈重症度〉、病変の活動性を評価します。
解説
ICDASは、非実質欠損の初期病変から象牙質に及ぶ大きな実質欠損まで、歯冠部齲蝕を視診中心に標準化して記録するシステムです。
歯冠部では、修復・シーラントの状態を示すコードと、齲蝕の重症度を示すコードを組み合わせて記録します。さらに、光沢、粗造感、プラーク停滞部位、象牙質の硬さなどから活動性を別に評価します。
診査前には歯面を清掃し、必要に応じて乾燥させ、初期の白斑や表面性状を確認します。
選択肢の確認
a.歯 種
誤り。
ICDASは歯面ごとの病変状態を評価するもので、歯種そのものは齲蝕コードの構成要素ではありません。
b.修 復
正しい。
修復物・シーラントの有無や種類は、歯冠部齲蝕の記録に含まれます。
c.活動性
正しい。
病変が進行性か停止性かを判断する活動性評価は、ICDASによる齲蝕評価の重要な構成要素です。
d.進行状態
正しい。
エナメル質の初期変化から象牙質に及ぶ実質欠損まで、病変の進行状態をコード化します。
e.隣在歯の有無
誤り。
隣在歯の有無は接触関係やリスク評価には関係しますが、ICDASの歯冠部齲蝕コードの構成要素ではありません。
覚えるポイント
- ICDASは初期齲蝕を含めて重症度を評価します。
- 修復・シーラント状態と齲蝕状態を記録します。
- 活動性は光沢、粗さ、部位、硬さなどから評価します。