32PM005第32回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

純漿液腺はどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: c

正答

c:耳下腺

この問題のポイント

耳下腺は終末部が漿液細胞だけで構成される純漿液腺で、アミラーゼに富む水様性唾液を分泌する。舌下腺などは粘液細胞を含む。

解説

大唾液腺は分泌細胞の種類で区別できる。耳下腺は純漿液性、顎下腺は漿液優位の混合性、舌下腺は粘液優位の混合性である。漿液腺房は円形核をもつ錐体細胞からなり、消化酵素や抗菌タンパクを含む低粘稠な唾液を作る。小唾液腺の多くは粘液性または混合性で、後舌腺には粘液腺が含まれるが、有郭乳頭周囲のvon Ebner腺は例外的な漿液腺である。

選択肢の確認

  • a 頬腺:頬粘膜に散在する小唾液腺で、粘液成分を含む混合性が主体となり純漿液腺ではない。
  • b 後舌腺:舌根後方に分布する小唾液腺は主に粘液性で、舌乳頭溝へ漿液を出すvon Ebner腺とは区別する。
  • c 耳下腺:最大の大唾液腺で、全腺房が漿液性細胞からなり、Stensen管を通して上顎第二大臼歯対側へ開口する。
  • d 舌下腺:大唾液腺の中で粘液成分が最も多い混合腺で、漿液半月を伴う腺房がみられる。

覚えるポイント

耳下腺=純漿液、顎下腺=漿液優位混合、舌下腺=粘液優位混合。von Ebner腺は小唾液腺の漿液性例外である。

関連問題

32PM00432PM006
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)