34AM013第34回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

Porphyromonas gingivalisで正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:偏性嫌気性菌

この問題のポイント

Porphyromonas gingivalisの酸素要求性を、歯周ポケット内の環境と結び付けます。

解説

P. gingivalisは黒色色素産生性のグラム陰性桿菌で、成熟した歯肉縁下バイオフィルムに多い偏性嫌気性菌です。深い歯周ポケットでは酸素分圧が低く、出血由来のヘミンや他菌の代謝産物も利用できるため増殖に適した環境になります。ジンジパインなどの蛋白分解酵素をもち、宿主免疫応答を攪乱して歯周炎の病態に関与します。酸素存在下でも増殖できる通性嫌気性菌や、少量の酸素を必要とする微好気性菌とは区別します。

選択肢の確認

  • a 微好気性菌:低濃度の酸素を必要とする菌で、P. gingivalisの分類ではありません。
  • b 通性嫌気性菌:酸素の有無の両方で増殖できる菌ですが、本菌は偏性嫌気性です。
  • c 偏性嫌気性菌:酸素の乏しい歯周ポケットに適応するため正しいです。
  • d 偏性好気性菌:増殖に酸素を必要とし、深い歯周ポケットの代表菌とは異なります。

覚えるポイント

P. gingivalisは黒色色素産生・グラム陰性桿菌・偏性嫌気性・ジンジパインが要点です。

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