34AM014|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
リドカイン塩酸塩にアドレナリンを添加した。 この薬物併用で示される作用はどれか。1つ選べ。
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正解: a または c
正答
a または c(いずれか一つを選択して正解)
この問題のポイント
局所麻酔薬リドカインに血管収縮薬アドレナリンを配合したときの薬理学的な関係を考えます。
解説
公式にはa「拮抗作用」またはc「相乗作用」のどちらか一つを選べば正解として扱われます。リドカインは神経のNa⁺チャネルを遮断して局所麻酔を生じ、アドレナリンは血管を収縮させて局所からの吸収を遅らせます。その結果、麻酔効果の持続延長、必要量の低減、術野の出血抑制が得られるため、臨床効果の面では相乗的と説明できます。一方、アドレナリンがリドカインの血管拡張傾向や全身吸収を抑える点を拮抗的と捉える余地もあり、設問の観点が一意でないため複数取扱いになっています。
選択肢の確認
- a 拮抗作用:血管収縮により局所麻酔薬の血管拡張・吸収を抑える観点で、公式に正解として認められます。
- b 刺激作用:一方が他方の作用発現だけを刺激するという分類ではなく、公式正答ではありません。
- c 相乗作用:麻酔の持続や臨床的有用性を高める観点で、公式に正解として認められます。
- d 補充作用:欠けた生理物質を補う関係ではありません。
覚えるポイント
本問はaかcのどちらか一つで正解です。臨床では「血管収縮→吸収遅延→持続延長・全身毒性低減」を確実に理解します。