33AM015第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

心不全の治療に使用される薬物Aの薬理効果を図に示す。①が示す薬理作用はどれか。1つ選べ。

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正解: a

正答

a:間接作用

この問題のポイント

図では薬物Aが心収縮力を直接高め、血行改善を介して尿量を増やしています。薬物の主作用から二次的に生じる効果を判断します。

解説

薬物Aは心収縮力を増大させ、心拍出量を改善します。その結果、全身、特に腎への血流が改善し、糸球体濾過と水・ナトリウム排泄が増えて尿量が増加します。薬物が腎小管に直接作用して利尿を起こしたのではなく、主作用である心機能改善を介した二次的効果なので、①は間接作用です。図の矢印を原因から結果へ順に追うと判別できます。

選択肢の確認

  • a 間接作用:心収縮力増大と血行改善の結果として尿量が増えるため正しいです。
  • b 協力作用:複数の薬物を併用したときに効果が加算的または相乗的に強まることで、図は併用を示しません。
  • c 補充作用:ホルモンやビタミンなど、不足した生体物質を外から補う作用です。
  • d 抑制作用:細胞や器官の機能を低下させる作用で、尿量増加の因果関係と異なります。

覚えるポイント

間接作用は「薬物→ある臓器の変化→別の効果」と中間段階をもちます。本問では「強心→腎血流改善→利尿」の連鎖が鍵です。

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