33AM014|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
失活歯の根尖に生じるのはどれか。1つ選べ。
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正解: a
正答
a:歯根嚢胞
この問題のポイント
「失活歯」と「歯根尖部」の組合せから、根尖性歯周炎に続いて生じる炎症性歯原性嚢胞を選びます。
解説
歯根嚢胞は、う蝕や外傷などで歯髄が壊死した歯の根尖部に発生する代表的な炎症性歯原性嚢胞です。根管内感染による慢性炎症刺激で、歯根膜内のMalassezの上皮遺残が増殖して嚢胞腔をつくると考えられます。エックス線像では根尖を中心とする境界明瞭な透過像を示すことがあり、原因歯の生活反応がないことが鑑別の重要な手掛かりです。
選択肢の確認
- a 歯根嚢胞:失活歯の根尖に連続して生じる炎症性嚢胞であり、設問と一致します。
- b 含歯性嚢胞:未萌出歯の歯冠を包むように発生し、失活歯の根尖病変ではありません。
- c 鼻口蓋管嚢胞:切歯管に発生する非歯原性嚢胞で、上顎正中部にみられます。
- d 歯原性角化嚢胞:下顎臼歯部から下顎枝に好発し、再発に注意が必要な発育性嚢胞です。
覚えるポイント
根尖透過像をみたら、まず原因歯の歯髄生活性を確認します。「失活歯+根尖」は歯根嚢胞、「未萌出歯の歯冠」は含歯性嚢胞です。