34AM015第34回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

核酸合成を阻害する抗菌薬はどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:ニューキノロン系

この問題のポイント

細菌のDNA複製を阻害する抗菌薬系統を、作用標的から選びます。

解説

ニューキノロン系抗菌薬は細菌のDNAジャイレース〈トポイソメラーゼII〉やトポイソメラーゼIVを阻害し、DNAの複製・分離を妨げて殺菌的に作用します。作用標的は蛋白合成ではなく核酸合成です。抗菌薬は系統ごとに標的を整理すると、耐性機序や副作用の理解にもつながります。ペニシリン系は細胞壁合成、マクロライド系とテトラサイクリン系はリボソームでの蛋白合成を阻害します。安易な抗菌薬使用は耐性菌選択につながるため、感染部位・原因菌・患者背景に応じた適正使用が必要です。

選択肢の確認

  • a ペニシリン系:ペニシリン結合蛋白に作用して細胞壁合成を阻害します。
  • b マクロライド:50Sリボソームに結合し、蛋白合成を阻害します。
  • c ニューキノロン系:DNAジャイレースなどを阻害するため正しいです。
  • d テトラサイクリン系:30Sリボソームに結合し、アミノアシルtRNAの結合を妨げます。

覚えるポイント

作用点は、βラクタム=細胞壁、マクロライド=50S、テトラサイクリン=30S、キノロン=DNAジャイレースです。

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