33PM009|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
口腔細菌のグラム染色像の模式図を別に示す。Porphyromonas gingivalisはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:②
この問題のポイント
Porphyromonas gingivalisはグラム陰性の短桿菌です。模式図では赤色に染まり、短い楕円状の桿菌として描かれた②が該当します。
解説
グラム染色では、厚いペプチドグリカン層をもつグラム陽性菌はクリスタル紫を保持して青紫色に、外膜と薄いペプチドグリカン層をもつグラム陰性菌は脱色後に対比染色され赤色に見えます。P. gingivalisは黒色色素産生性、偏性嫌気性のグラム陰性短桿菌で、歯肉縁下バイオフィルムに存在し慢性歯周炎に関与します。②の赤い短桿状形態が一致し、③の赤いらせん形はスピロヘータです。
選択肢の確認
- a ①:青紫色の球菌がブドウ房状に集まる像で、グラム陽性ブドウ球菌様の配列を示します。
- b ②:赤色に染まる短い桿菌・球桿菌状の像で、グラム陰性短桿菌であるP. gingivalisに一致します。
- c ③:赤色で細長くらせん状の形態を示し、Treponemaなどのスピロヘータを表す像です。
- d ④:青紫色の球菌が連鎖する像で、グラム陽性レンサ球菌様の形態・配列を示します。
覚えるポイント
P. gingivalis=グラム陰性・偏性嫌気性・黒色色素産生・短桿菌です。色だけでなく、球菌、桿菌、らせん菌と配列も併せて判定します。