35PM037|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
う窩から分離された細菌をグラム染色し、観察した。光学顕微鏡による 観察像を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:レンサ球菌
この問題のポイント
グラム染色像で、菌体の形と配列から細菌を同定する問題です。球状の菌が鎖状に連なる像はレンサ球菌です。
解説
レンサ球菌は球菌が一方向に分裂し、分裂後も連なって鎖状に見えます。口腔内ではStreptococcus mutansなどが歯面へ付着し、糖から酸を産生してう蝕発生に関与します。グラム染色では多くが紫色に染まるグラム陽性球菌です。写真問題では染色性だけでなく、球状・桿状・らせん状という形態と、房状・鎖状という配列を観察します。
選択肢の確認
- a 紡錘菌:両端が尖った紡錘形の桿菌で、球菌の鎖状配列とは異なります。
- b らせん菌:細長く湾曲・らせん状の形態を示します。
- c ブドウ球菌:球菌ですが多方向に分裂し、ブドウの房のような集塊を作ります。
- d レンサ球菌:球菌が数珠状・鎖状に並び、観察像に一致します。
覚えるポイント
形態は『Staphylococcus=房状』『Streptococcus=鎖状』。口腔う蝕関連菌はグラム陽性レンサ球菌として整理します。