46A074|第46回 救急救命士国家試験 過去問
アニサキス症について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5.症候発現にアレルギーが関与している。
この問題のポイント
アニサキス症は寄生虫アニサキスの幼虫を含む魚介類(サバ・イカ・アジなど)の生食で起こり、幼虫が胃壁に刺入する物理的刺激と幼虫に対するアレルギー反応により激しい腹痛を起こします。
解説
アニサキスの幼虫はサバ、アジ、イカ、サンマなどに寄生し、生食後数時間で胃壁に刺入して激しい心窩部痛、悪心・嘔吐を起こします。症状にはアレルギー反応が関与し、蕁麻疹やアナフィラキシーを伴うこともあります。幼虫は加熱(60℃以上)や冷凍(-20℃で24時間以上)で死滅しますが、冷蔵では死にません。主な病変部位は胃で、腸に刺入することもありますが、消化管穿孔は稀です。エビは主な感染源ではありません。
選択肢の確認
1.食道が病変となる:主な病変部位は胃です。
2.虫体は冷蔵で死滅する:冷蔵では死なず、冷凍か加熱が必要です。
3.消化管穿孔を生じやすい:穿孔は稀です。
4.エビの生食が原因となる:サバ・イカ・アジなどの海産魚が原因です。
5.症候発現にアレルギーが関与している:正しい記述です。正答です。
覚えるポイント
「アニサキス=海産魚の生食→数時間後の激しい心窩部痛、アレルギー関与、冷凍・加熱で予防」。