46A114第46回 救急救命士国家試験 過去問

銃創について正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4.体内に射入口の径より大きい空洞が形成される。

この問題のポイント

銃創では弾丸が組織を直接破壊する永久空洞に加え、高速の弾丸では運動エネルギーが周囲組織に伝わって射入口よりはるかに大きな一時空洞が形成され、広範な組織損傷を起こします。

解説

弾丸の損傷程度は運動エネルギー(速度の2乗に比例)に依存し、ライフルなどの高速弾は拳銃弾より大きな損傷を起こします。弾丸は体内で回転や変形をして直進しないことが多く、射入口と射出口を結ぶ直線上だけが損傷部位とは限りません。距離が近いほどエネルギーが保たれ、損傷は大きくなります。体内では弾道周囲に射入口より大きな一時空洞が形成され、離れた組織まで損傷が及びます。

選択肢の確認

1.損傷の程度は銃器の種類に影響されない:銃器の種類(弾丸の速度)で大きく異なります。
2.弾丸速度が遅いほど損傷の程度は大きくなる:速度が速いほど損傷は大きくなります。
3.銃器と生体との距離は損傷の程度に関与しない:距離が近いほど損傷は大きくなります。
4.体内に射入口の径より大きい空洞が形成される:一時空洞の形成で正しい記述です。正答です。
5.射入口と射出口を直線で結んだ部位が損傷部位となる:弾道は直線とは限らず、損傷は周囲にも及びます。

覚えるポイント

「銃創=速度の2乗に比例するエネルギー、一時空洞で射入口より広い損傷、弾道は直線とは限らない」。

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