第46回・2023年
46A114|第46回 救急救命士国家試験 過去問
銃創について正しいのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解4
正答
4.体内に射入口の径より大きい空洞が形成される。
この問題のポイント
銃創では体内に射入口より大きな空洞ができるため、答えは4です。高速の弾丸のエネルギーが周りの組織に伝わり、弾の通り道よりずっと広く傷つけます。
解説
弾丸が組織を直接壊した通り道を永久空洞といいます。高速の弾丸では運動エネルギーが周囲に伝わり、射入口よりはるかに大きな一時空洞ができて、離れた組織まで損傷します。損傷の程度は運動エネルギー(速度の2乗に比例)で決まります。ライフルなどの高速弾は拳銃弾より大きな損傷を起こすため、銃器の種類で損傷は変わります。距離が近いほどエネルギーが保たれ、損傷は大きくなります。弾丸は体内で回転や変形をして直進しないことが多く、射入口と射出口を結ぶ直線上だけが損傷部位とは限りません。
選択肢の確認
1.損傷の程度は銃器の種類に影響されない。:銃器の種類(弾丸の速度)で損傷は大きく変わります。
2.弾丸速度が遅いほど損傷の程度は大きくなる。:速度が速いほど損傷は大きくなります。
3.銃器と生体との距離は損傷の程度に関与しない。:距離が近いほど損傷は大きくなります。
4.体内に射入口の径より大きい空洞が形成される。:一時空洞の形成を正しく述べています。正答です。
5.射入口と射出口を直線で結んだ部位が損傷部位となる。:弾道は直線とは限らず、損傷は周囲にも及びます。
覚えるポイント
「銃創=速度の2乗に比例するエネルギー、一時空洞で射入口より広い損傷、弾道は直線とは限らない」。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。
解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。
学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。