46A113|第46回 救急救命士国家試験 過去問
乳児の熱傷で、図に示す部位がⅡ度熱傷の場合、5の法則で熱傷面積は約何%になるか。1つ選べ。

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正解: 4
正答
4.30%
この問題のポイント
乳児の熱傷面積は5の法則で推定します。頭部は前面10%・後面10%(計20%)、各上肢は前面5%・後面5%(計10%)、各下肢は前面5%・後面5%、体幹は前面15%・後面15%です。図の範囲は頭部全体(20%)と片側上肢の前面(5%)、反対側上肢の後面(5%)で合計30%になります。
解説
5の法則は乳幼児向けの簡便法で、5%単位で体表面積を割り当てます。乳児では頭部の割合が大きく、頭部前面10%と後面10%で合計20%を占めます。上肢は前後それぞれ5%です。図では前面で頭部と左上肢、後面で頭部と右上肢が塗られているため、頭部前面10%+頭部後面10%+上肢前面5%+上肢後面5%=30%と計算します。Ⅱ度以上の熱傷面積が乳幼児で15%以上あれば重症熱傷に分類され、輸液を要します。
選択肢の確認
1.15%:頭部前面と後面だけを数えた場合に近い値で、上肢分が抜けています。
2.20%:頭部全体のみの値です。
3.25%:上肢の片面しか数えていない値です。
4.30%:頭部20%+上肢前面5%+上肢後面5%で正しい値です。正答です。
5.35%:多く数えすぎています。
覚えるポイント
乳児の5の法則は「頭20(前10・後10)、各上肢10(前5・後5)、各下肢10、体幹前15・後15」。成人の9の法則との違い(頭部が大きい)を意識します。