第46回・2023年

46A115|第46回 救急救命士国家試験 過去問

溺水について正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解4

正答

4.冷水による溺水の救命率は成人より小児の方が高い。

この問題のポイント

冷たい水での溺水は小児の方が助かりやすいため、答えは4です。小さな体は早く冷えて低体温になり、脳が守られるからです。

解説

冷水に顔をつけると潜水反射が起こり、徐脈と末梢血管の収縮で脳や心臓への血流が優先されます。冷水による低体温は脳の酸素消費を減らし、保護的に働きます。小児は体が小さく急速に冷えるため、長時間の水没でも救命される例があり、救命率は成人より高いとされます。喉頭痙攣は水が気管に入る(誤嚥)のを防ぐ反応で、誤嚥を誘発するものではありません。溺水による死亡の多くは浴槽など日常生活での事故で、水難事故が半数以上ではありません。AEDの電極パッドを貼る前には胸部の水分を拭き取ります。

選択肢の確認

1.潜水反射では頻脈となる。:潜水反射では徐脈になります。
2.喉頭痙攣は誤嚥を誘発する。:喉頭痙攣は水の誤嚥を防ぐ反応です。
3.死亡の半数以上は水難事故による。:浴槽での溺死が多くを占め、水難事故が半数以上ではありません。
4.冷水による溺水の救命率は成人より小児の方が高い。:小児は急速に低体温となり脳が保護されるため、正しい記述です。正答です。
5.水滴を除去することなくAEDの電極パッドを装着する。:胸部を拭いてから装着します。

覚えるポイント

「溺水=低体温は脳保護に働く(特に小児)、蘇生は人工呼吸を重視、AED前に胸を拭く、浴槽での事故が多い」。

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