47A103|第47回 救急救命士国家試験 過去問
フレイルチェストで認められる所見はどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.患部轢音
この問題のポイント
フレイルチェストでは多発肋骨骨折により胸壁が動揺し、触診で骨折部の轢音(骨のこすれ合う感触)や圧痛、吸気時の患部の陥没(奇異運動)を認めます。
解説
フレイルチェストは連続する3本以上の肋骨がそれぞれ2か所以上で折れて胸壁の一部が遊離した状態で、吸気時に遊離部が陥没し呼気時に膨隆する奇異運動が特徴です。触診では骨折部に轢音や握雪感(皮下気腫)を認めます。呼吸は痛みのため浅く速くなり(頻呼吸)、徐呼吸にはなりません。血圧の左右差は大動脈解離、眼瞼結膜の点状出血は外傷性窒息の所見です。
選択肢の確認
1.徐呼吸:痛みと換気障害で頻呼吸になります。
2.患部轢音:骨折部の触診所見として認められます。正答です。
3.血圧左右差:大動脈解離の所見です。
4.眼瞼結膜点状出血:外傷性窒息の所見です。
5.吸気時患部胸壁膨隆:吸気時は陥没し、呼気時に膨隆します。
覚えるポイント
「フレイルチェスト=奇異運動(吸気で陥没)・轢音・圧痛・頻呼吸・肺挫傷合併」。