Y2024M04E1Q5|第2024年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
法令に基づき定期に行う作業環境測定とその測定頻度との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
作業環境測定の頻度は、有害要因ごとに異なります。「半月」「1か月」「6か月」「1年」を、対象作業場と組み合わせて整理します。
解説
溶融ガラスから製品を成型する屋内作業場は、暑熱な屋内作業場に当たります。気温、湿度及びふく射熱の測定頻度は、1か月以内ごとではなく、半月以内ごとに1回です。したがって、選択肢3の組合せが誤りです。
測定は数値を得るだけで終わりません。衛生管理者は、結果の推移、設備や工程の変更、作業者の訴えなどを併せて確認し、換気、遮熱、作業時間、休憩及び保護具の改善につなげます。
覚え方
坑内の通気量と暑熱作業場の温熱条件は「半月」、非密封放射性物質は「1か月」、著しい騒音は「6か月」、鉛濃度は「1年」です。
選択肢の確認
1.通気設備が設けられている坑内の作業場における通気量の測定…………………………… 半月以内ごとに 1回
記述としては正しい。
通気設備が設けられている法定の坑内作業場では、通気量を半月以内ごとに1回測定します。
2.非密封の放射性物質を取り扱う作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定…………………………… 1か月以内ごとに 1回
記述としては正しい。
非密封の放射性物質を取り扱う作業室では、空気中の放射性物質濃度を1か月以内ごとに1回測定します。
3.溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場における気温、湿度及びふく射熱の測定 ……………… 1か月以内ごとに 1回
正答。記述としては誤り。
この暑熱な屋内作業場の気温、湿度及びふく射熱は、半月以内ごとに1回測定します。1か月以内ごとではありません。
4.チッパーによりチップする業務を行う屋内作業場における等価騒音レベルの測定…………………………… 6か月以内ごとに 1回
記述としては正しい。
チッパーによる作業は著しい騒音を発する屋内作業場に該当し、等価騒音レベルを6か月以内ごとに1回測定します。
5.鉛蓄電池の解体工程において鉛等を切断する業務を行う屋内作業場における空気中の鉛の濃度の測定 ……………… 1年以内ごとに 1回
記述としては正しい。
対象となる鉛業務の屋内作業場では、空気中の鉛濃度を1年以内ごとに1回測定します。
覚えるポイント
- 暑熱、寒冷又は多湿の屋内作業場の温熱測定は、半月以内ごとに1回です。
- 著しい騒音の屋内作業場は、6か月以内ごとに1回です。
- 測定頻度は「以内ごと」なので、期限を超えない測定計画と記録管理が必要です。
- 工程や設備を変更した場合は、定期測定日を待たずに必要な測定やリスク確認を行います。