Y2025M04E2Q30第2025年4月公表(第二種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問

第二種労働生理内分泌系・ホルモン

ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。 ホルモン 内分泌器官 はたらき

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、ホルモン、内分泌器官、はたらきの組合せが問われています。

ホルモンの問題では、次の3点をセットで覚えます。

  • どの器官から分泌されるか
  • 何を調節するか
  • 似た名前のホルモンと混同しないこと

解説

メラトニンは、主に松果体から分泌され、睡眠と覚醒のリズムに関係するホルモンです。副腎髄質から分泌されるホルモンではなく、体液中の塩類バランスの調節を主な働きとするものでもありません。

体液中の塩類バランスの調節に関係する代表的なホルモンは、アルドステロンです。アルドステロンは副腎皮質から分泌されます。副腎髄質からは、アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。

したがって、選択肢2が誤った組合せです。

ひっかけポイント
副腎は「皮質」と「髄質」で分泌するホルモンが違います。副腎皮質はアルドステロンやコルチゾール、副腎髄質はアドレナリンやノルアドレナリンと整理します。

健康管理のポイント
内分泌は、血糖、体液、睡眠、ストレス反応などに関係します。衛生管理者は検査値や症状から診断するのではなく、健康診断結果や自覚症状を産業医などへつなげる役割を意識します。

選択肢の確認

1.セクレチン 十二指腸 消化液の分泌促進。
記述としては正しい。
セクレチンは十二指腸から分泌され、膵液などの消化液の分泌を促進します。消化管ホルモンとして整理します。

2.メラトニン 副腎髄質 体液中の塩類バランスの調節。
正答。誤っている組合せです。
メラトニンは主に松果体から分泌され、睡眠と覚醒のリズムに関係します。副腎髄質から分泌されるホルモンではなく、体液中の塩類バランスの調節を主な働きとするものでもありません。

3.パラソルモン 副甲状腺 血中のカルシウム量の調節。
記述としては正しい。
パラソルモンは副甲状腺から分泌され、血中カルシウム量の調節に関与します。副甲状腺ホルモンとして押さえます。

4.インスリン 膵臓 血糖量の減少。
記述としては正しい。
インスリンは膵臓のランゲルハンス島から分泌され、血糖量を低下させる働きがあります。血糖調節で最も重要なホルモンの一つです。

5.グルカゴン 膵臓 血糖量の増加。
記述としては正しい。
グルカゴンは膵臓から分泌され、血糖量を増加させる働きがあります。インスリンと反対方向に働くホルモンとして整理します。

覚えるポイント

  • メラトニンは、主に松果体から分泌され、睡眠と覚醒のリズムに関係します。
  • アルドステロンは、副腎皮質から分泌され、塩類バランスの調節に関係します。
  • インスリンは血糖量を下げ、グルカゴンは血糖量を上げます。

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