Y2025M10E2Q23|第2025年10月公表(第二種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。 ホルモン 内分泌器官 はたらき
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、ホルモン、内分泌器官、はたらきの対応関係が問われています。
誤っているものを選ぶ問題なので、正答の選択肢は「組合せとして誤り」です。
解説
ホルモンは、内分泌器官から血液中に分泌され、離れた臓器や組織の働きを調節します。
この問題で特に注意するのは、メラトニンと副甲状腺ホルモンの違いです。
メラトニンは、主に松果体から分泌され、睡眠や概日リズムに関係します。
一方、体液中のカルシウムバランスの調節に関係するのは、主に副甲状腺ホルモンです。副甲状腺から分泌されます。
したがって、「メラトニン 副甲状腺 体液中のカルシウムバランスの調節」という組合せは誤りです。
ひっかけポイント
「副甲状腺」と「松果体」を混同しないことが重要です。カルシウムは副甲状腺ホルモン、睡眠リズムはメラトニンと整理します。
健康管理のポイント
内分泌系は、血糖、血圧、体液量、睡眠リズム、ストレス反応などに関係します。衛生管理者としては、健康診断結果や体調不良の訴えを確認し、必要に応じて産業医や医療機関につなげる視点が大切です。
選択肢の確認
1.コルチゾール 副腎皮質 血糖量の増加。
記述としては正しい。
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンです。糖新生を促進するなどして、血糖量を増加させる方向に働きます。
2.アルドステロン 副腎皮質 体液中の塩類バランスの調節。
記述としては正しい。
アルドステロンは副腎皮質から分泌されます。ナトリウムなどの再吸収に関係し、体液中の塩類バランスや体液量の調節に関与します。
3.メラトニン 副甲状腺 体液中のカルシウムバランスの調節。
正答。記述としては誤り。
メラトニンは主に松果体から分泌され、睡眠や概日リズムに関係します。副甲状腺から分泌され、カルシウムバランスを調節するのは副甲状腺ホルモンです。
4.インスリン 膵臓 血糖量の減少。
記述としては正しい。
インスリンは膵臓のランゲルハンス島から分泌されます。血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませるなどして、血糖量を減少させます。
5.グルカゴン 膵臓 血糖量の増加。
記述としては正しい。
グルカゴンは膵臓のランゲルハンス島から分泌されます。肝臓でグリコーゲン分解などを促進し、血糖量を増加させる方向に働きます。
覚えるポイント
- コルチゾールは副腎皮質から分泌され、血糖量を増加させます。
- アルドステロンは副腎皮質から分泌され、塩類バランスを調節します。
- インスリンは血糖量を下げ、グルカゴンは血糖量を上げます。
- メラトニンは主に松果体、カルシウム調節は副甲状腺ホルモンと覚えます。