Y2026M04E1Q41第2026年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問

第一種労働生理感覚器系

視覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、視覚、視力検査、眼精疲労、乱視、視野、暗順応が問われています。

眼のピント調節に関係するのは、硝子体ではなく水晶体です。

解説

眼は、角膜と水晶体で光を屈折させ、網膜上に像を結びます。

近くを見るときや細かい作業を続けるときは、毛様体筋が水晶体の厚みを調節します。この調節が続くと、毛様体筋の緊張や脳の疲労により、「目が疲れる」「目が痛い」などの症状が出ることがあります。

選択肢2は、調節されるものを「硝子体の厚み」としている点が誤りです。正しくは水晶体の厚みです。

ひっかけポイント
ピント調節は「水晶体」。硝子体は眼球内部を満たす透明なゼリー状の組織で、厚みを調節してピントを合わせるものではありません。

職場巡視のポイント
VDT作業や細かい作業では、照度、画面の反射、作業距離、休憩、姿勢、眼の疲労の訴えを確認します。

選択肢の確認

1.遠見視力の検査は、一般に、5mの距離で実施する。
記述としては正しい。
遠見視力検査は、一般に5mの距離で行います。視力検査の基本として押さえます。

2.眼を使う作業を継続すると、硝子体の厚みを調節するときに毛様体筋の緊張や脳の疲労によって、「目が疲れる」、「目が痛い」などの症状がみられることがある。
正答。記述としては誤り。
眼のピント調節では、毛様体筋が水晶体の厚みを調節します。硝子体の厚みを調節するわけではありません。

3.角膜が歪んでいたり、表面に凹凸があるために、眼軸などに異常がなくても、物体の像が網膜上に正しく結ばれないものを乱視という。
記述としては正しい。
乱視は、角膜や水晶体の歪みなどにより、光の屈折が方向によって異なり、像が網膜上に正しく結ばれない状態です。

4.視野とは、眼の前の一点を凝視したときに見えている空間の範囲をいい、一般に、上方及び鼻側は約60度、下方は約70度、耳側は約100度である。
記述としては正しい。
視野は、一点を見つめたときに周辺で見える範囲です。一般に耳側が広く、上方や鼻側は約60度、下方は約70度、耳側は約100度です。

5.明るい所から急に暗い所に入ると、初めは見えにくいが、暗順応によって徐々に見えるようになる。
記述としては正しい。
暗い場所に入った直後は見えにくいですが、網膜の働きが暗所に適応することで、徐々に見えるようになります。これを暗順応といいます。

覚えるポイント

  • ピント調節は、毛様体筋が水晶体の厚みを変えて行う。
  • 遠見視力検査は、一般に5mで行う。
  • 乱視は、角膜などの歪みにより像が正しく結ばれない状態。
  • 暗順応は、明るい所から暗い所へ入ったときに徐々に見えるようになる反応。

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