32AM108|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学運動学・身体機能発達・共同運動
伸筋共同運動で正しい組み合わせはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
共同運動は、脳血管障害後などにみられる定型的な運動パターンです。
上肢の伸筋共同運動では、肩関節は内転・内旋方向に入りやすくなります。
解説
共同運動は、個々の関節を分離して動かすことが難しくなり、複数の関節が一定のパターンで一緒に動く状態です。
上肢の伸筋共同運動では、肩関節内転・内旋、肘関節伸展、前腕回内などが代表的です。
一方、上肢の屈筋共同運動では、肩甲帯挙上、肩関節外転・外旋、肘関節屈曲、前腕回外などがみられます。
リハビリテーションで見るポイント
伸筋共同運動と屈筋共同運動は、肩、肘、前腕、手関節の組み合わせで整理します。前腕回外は屈筋共同運動側として混同しやすいです。
選択肢の確認
1.肩関節-挙上
誤り。
肩甲帯の挙上は、上肢の屈筋共同運動でみられやすい要素です。伸筋共同運動の肩関節の代表としては内転を選びます。
2.肩関節-内転
正しい。
上肢の伸筋共同運動では、肩関節の内転がみられます。伸筋共同運動の組み合わせとして正しいです。
3.前腕-回外
誤り。
前腕回外は、上肢の屈筋共同運動でみられやすい要素です。伸筋共同運動では前腕回内が代表です。
4.手関節-尺屈
誤り。
手関節尺屈は、伸筋共同運動の代表的な組み合わせとしては不適切です。この問題では肩関節内転を選びます。
覚えるポイント
- 上肢伸筋共同運動では肩関節内転が重要。
- 上肢伸筋共同運動では前腕回内がみられやすい。
- 上肢屈筋共同運動では肩甲帯挙上、肩関節外転・外旋、前腕回外が関係する。
- 共同運動は脳血管障害後の運動パターンとして重要。