32AM115|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学運動学・身体機能発達・共同運動
健常成人でみられるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・3
正答
1、3
この問題のポイント
健常成人でみられる反応と、乳児期の原始反射を区別します。
健常成人でみられるのは、バランス反応とパラシュート反応です。
解説
姿勢反応は、姿勢保持や転倒予防に関係します。健常成人でも、体が傾いたときに姿勢を保とうとするバランス反応がみられます。
パラシュート反応は、転倒しそうになったときに上肢を伸ばして体を支えようとする保護伸展反応です。発達とともに出現し、成人でも保護反応として残ります。
一方、ガラント反射や非対称性緊張性頸反射は乳児期にみられる原始反射で、成長とともに消失します。成人で残存している場合は中枢神経系の異常を疑うことがあります。
リハビリテーションで見るポイント
反射の問題では、原始反射、立ち直り反応、平衡反応、保護伸展反応を分けて覚えます。健常成人で残るものと消失するものを区別します。
選択肢の確認
1.バランス反応
正しい。
バランス反応は姿勢を保持するための反応で、健常成人でもみられます。立位や歩行時の転倒予防に重要です。
2.ガラント反射
誤り。
ガラント反射は乳児期にみられる原始反射です。健常成人で通常みられる反応ではありません。
3.パラシュート反応
正しい。
パラシュート反応は、転倒しそうになったときに上肢を伸ばして体を守る保護反応です。健常成人でもみられます。
4.非対称性緊張性頸反射
誤り。
非対称性緊張性頸反射は乳児期の原始反射です。頭を向けた側の上下肢が伸展し、反対側が屈曲する反応で、成人では通常みられません。
覚えるポイント
- 健常成人でみられるのはバランス反応とパラシュート反応。
- ガラント反射は乳児期の原始反射。
- 非対称性緊張性頸反射も乳児期の原始反射。
- 成人で原始反射が残る場合は中枢神経系の異常を考える。