32PM54|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学外科・救急・麻酔心肺蘇生・救急対応
成人に対する胸骨圧迫心臓マッサージで誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
成人の胸骨圧迫では、圧迫部位、深さ、テンポ、姿勢が重要です。
テンポは、1分間に100~120回が目安です。80回は遅すぎます。
解説
成人の心肺蘇生では、胸骨圧迫の質が救命率に大きく関係します。
圧迫部位は胸の真ん中、つまり胸骨下半分です。救助者は肘をまっすぐ伸ばし、体重を使って垂直に圧迫します。
圧迫の深さは約5cmを目安とし、圧迫後は胸がしっかり戻るようにします。
圧迫テンポは1分間に100~120回です。80回では十分な循環を維持しにくいため不適切です。
救急での注意点
胸骨圧迫では「強く、速く、絶え間なく」が基本です。圧迫中断をできるだけ短くし、AEDがあれば速やかに使用します。
選択肢の確認
1.肘をまっすぐ伸ばして圧迫する。
記述としては正しい。
胸骨圧迫では肘を伸ばし、体重を使って垂直に圧迫します。腕だけで押すと十分な深さが得られにくくなります。
2.胸骨圧迫の深さは5㎝以上で押す。
記述としては正しい。
成人では胸骨圧迫の深さは約5cmを目安とします。浅すぎる圧迫では十分な血流が得られません。
3.1分間に80回のテンポで行う。
正答。記述としては誤り。
成人の胸骨圧迫テンポは1分間に100~120回が目安です。80回では遅すぎます。
4.胸の真ん中を圧迫する。
記述としては正しい。
胸骨圧迫は胸の真ん中、胸骨下半分を圧迫します。手の位置がずれると効果が低下し、損傷の危険もあります。
覚えるポイント
- 成人の胸骨圧迫は胸の真ん中を押す。
- 肘を伸ばし、体重を使って垂直に圧迫する。
- 深さは約5cm。
- テンポは1分間に100~120回。