32PM60|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学整形外科疾患骨系統疾患・変形性関節症
低身長をきたさないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
低身長をきたす疾患と、むしろ高身長・長身傾向を示す疾患を区別します。
マルファン症候群は低身長ではなく、長身、四肢長大、くも状指などが特徴です。
解説
低身長は、骨・軟骨の発育異常、内分泌異常、代謝異常、染色体異常などでみられます。
軟骨無形成症は、軟骨内骨化の障害により四肢短縮型の低身長をきたします。
モルキオ病はムコ多糖症の一つで、骨格異常や低身長をきたします。
偽性副甲状腺機能低下症では、Albright遺伝性骨異栄養症として低身長、短指症、円形顔貌などがみられることがあります。
一方、マルファン症候群は結合組織の異常により、長身、細長い四肢、くも状指、胸郭変形、水晶体偏位、大動脈瘤などをきたします。低身長をきたす疾患ではありません。
ひっかけポイント
骨系統疾患でも、低身長を示すものと高身長傾向を示すものがあります。マルファン症候群は「長身・くも状指」と結びつけます。
選択肢の確認
1.軟骨無形成症
低身長をきたします。
軟骨内骨化の障害により、四肢短縮型の低身長を示します。この問題では「低身長をきたさないもの」を選ぶため、正答ではありません。
2.モルキオ(Morquio)病
低身長をきたします。
モルキオ病はムコ多糖症の一つで、骨格異常、体幹短縮、低身長などをきたします。
3.偽性上皮小体機能低下症
低身長をきたします。
偽性副甲状腺機能低下症では、低身長、短指症、円形顔貌などがみられることがあります。低身長に関係する疾患として扱います。
4.マルファン(Marfan)症候群
正答。低身長をきたしません。
マルファン症候群では、長身、四肢長大、くも状指などが特徴です。低身長ではなく高身長傾向を示す疾患として整理します。
覚えるポイント
- 軟骨無形成症は四肢短縮型低身長。
- モルキオ病は骨格異常と低身長。
- 偽性副甲状腺機能低下症では低身長や短指症がみられる。
- マルファン症候群は長身、くも状指、大動脈病変が重要。