32PM68|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学神経機能・身体所見末梢神経麻痺・足部変形
運動器損傷で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
運動器損傷では、骨折、脱臼、靱帯損傷、神経損傷の所見を区別します。
末梢神経損傷では、障害された筋の働きを補うために代償運動がみられることがあります。
解説
打撲は、直接外力による軟部組織損傷です。局所の腫脹、疼痛、皮下出血などが中心です。介達痛は骨折などで重要な所見です。
脱臼では、関節の変形、弾発性固定、関節可動域制限などがみられます。異常可動性は骨折の固有症状として重要です。
靱帯断裂では、関節不安定性や動揺性がみられます。最終域感がしっかりあるというより、制動性が失われることが問題です。
末梢神経損傷では、支配筋の麻痺や筋力低下が生じ、他の筋や関節運動で補う代償運動がみられることがあります。
外傷評価での注意点
骨折の異常可動性、脱臼の弾発性固定、靱帯損傷の動揺性、神経損傷の麻痺・代償運動を区別します。
選択肢の確認
1.打撲では介達痛がある。
誤り。
介達痛は、離れた部位への刺激で損傷部に痛みが出る所見で、骨折などで重要です。打撲の代表所見ではありません。
2.脱臼では異常可動性がある。
誤り。
異常可動性は骨折の固有症状として重要です。脱臼では弾発性固定や関節変形、関節可動域制限が重要です。
3.靱帯断裂では最終域感がある。
誤り。
靱帯断裂では靱帯による制動が失われ、関節不安定性や動揺性がみられます。しっかりした最終域感があるとはいえません。
4.末梢神経損傷では代償運動がある。
正しい。
末梢神経損傷では支配筋が麻痺し、他の筋や運動パターンで補う代償運動がみられることがあります。神経損傷評価で重要です。
覚えるポイント
- 打撲は局所の疼痛、腫脹、皮下出血。
- 骨折では異常可動性や介達痛が重要。
- 脱臼では弾発性固定が重要。
- 靱帯断裂では動揺性が重要。
- 末梢神経損傷では麻痺と代償運動を確認する。