33PM19|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学リハビリテーション医学装具・歩行補助具
頸部で固定性は低いが回旋を抑制できるのはどれか。
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正解: 4
正答
4.フィラデルフィアカラー
この問題のポイント
頸部装具では、固定力の強さと制限できる運動方向を整理します。
フィラデルフィアカラーは、頸椎カラーより硬性で、頸部の屈曲・伸展だけでなく回旋もある程度抑制できます。
ただし、ハロー装具ほどの強い固定力はありません。
解説
フィラデルフィアカラーは、硬性の頸椎装具の一つです。
前後のパーツで頸部を支持し、下顎や後頭部、胸骨部などを支えることで頸部の動きを制限します。
頸椎カラー、特に軟性カラーは固定力が低く、主に軽い支持や安静目的で用いられます。
ハロー装具は、頭蓋骨にピンを固定して体幹部装具と連結するため、頸椎の強い固定が可能です。固定性は高いですが、この設問の「固定性は低いが」という条件には合いません。
ジュエット型装具は胸腰椎の過伸展装具であり、頸部装具ではありません。
したがって、頸部で固定性は高くないものの回旋を抑制できる装具はフィラデルフィアカラーです。
選択肢の確認
1.頸椎カラー
誤り。
一般的な頸椎カラーは固定性が低く、回旋抑制も十分ではありません。
2.ハロー装具
誤り。
ハロー装具は頸椎の強固な固定が可能です。「固定性は低い」という条件に合いません。
3.ジュエット型装具
誤り。
ジュエット型装具は胸腰椎用の装具であり、頸部の回旋抑制を目的とするものではありません。
4.フィラデルフィアカラー
正しい。
固定性はハロー装具ほど高くありませんが、頸部の回旋をある程度抑制できます。
覚えるポイント
- フィラデルフィアカラーは硬性頸椎カラー。
- 頸部の屈伸や回旋をある程度抑制する。
- ハロー装具は固定性が非常に高い。
- 軟性頸椎カラーは固定性が低い。
- ジュエット型装具は胸腰椎用装具。