33PM71|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
解剖学・画像基礎神経・内分泌・感覚器神経叢・末梢神経・自律神経
腕神経叢外側神経束の障害で麻痺が生じるのはどれか。
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正解: 2
正答
2.筋皮神経
この問題のポイント
腕神経叢は、根、幹、部、束、枝に分かれます。
外側神経束から出る代表的な枝は、筋皮神経、外側胸筋神経、正中神経外側根です。
選択肢の中で外側神経束の障害により麻痺が生じるのは、筋皮神経です。
解説
筋皮神経は腕神経叢の外側神経束から出ます。
上腕前面の筋である烏口腕筋、上腕二頭筋、上腕筋を支配します。
そのため、筋皮神経が障害されると、肘関節屈曲力の低下、前腕回外力の低下、前腕外側の感覚障害などがみられます。
腋窩神経は後神経束から出て、三角筋と小円筋を支配します。
橈骨神経も後神経束から出て、上肢後面の伸筋群を支配します。
尺骨神経は内側神経束から出て、前腕・手部の尺側筋群や手内筋の一部を支配します。
したがって、腕神経叢外側神経束の障害で麻痺が生じる神経は筋皮神経です。
選択肢の確認
1.腋窩神経
誤り。
腋窩神経は後神経束から出ます。外側神経束ではありません。
2.筋皮神経
正しい。
筋皮神経は外側神経束から出る代表的な神経です。
3.尺骨神経
誤り。
尺骨神経は内側神経束から出ます。
4.橈骨神経
誤り。
橈骨神経は後神経束から出ます。
覚えるポイント
- 外側神経束から出る代表は筋皮神経。
- 筋皮神経は上腕前面筋を支配する。
- 腋窩神経と橈骨神経は後神経束。
- 尺骨神経は内側神経束。
- 筋皮神経障害では肘屈曲・前腕回外が弱くなる。