34AM1|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学柔道・施術基礎柔道理念
尽己竢成はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、柔道の理念・格言の意味を正確に区別できるかが問われています。
尽己竢成は、字の意味から考えると理解しやすい用語です。
「己を尽くし、成るを竢つ」と読み取り、自分のできることを最後まで尽くし、結果を焦らず待つという意味で整理します。
解説
柔道では、技術だけでなく、修行を通じた人格形成や態度も重視されます。
尽己竢成は、すぐに結果が出なくても努力を続ける姿勢を表します。
試合、稽古、学習、臨床実習などで、焦らず、途中で投げ出さず、自分の力を尽くすことが大切であるという考え方です。
柔道整復師国試ではここを押さえる
柔道の理念問題では、精力善用、自他共栄、尽己竢成などの意味を混同しないようにします。言葉の雰囲気ではなく、中心となる意味で選びます。
選択肢の確認
1.心身の力を最大限に効率的に使い社会に対して善い方向に用いること。
誤り。
これは精力善用の説明です。心身の力を最も有効に使い、社会に役立てるという意味です。
2.相手を敬い他人他国も共に栄え発展していくこと。
誤り。
これは自他共栄の説明です。自分だけでなく、相手や社会とともに発展する考え方です。
3.結果を焦らず最後まで諦めずに取り組み成功を待つこと。
正しい。
これが尽己竢成です。自分の努力を尽くし、結果を焦らず待つ姿勢を表します。
4.道にしたがって勝利をおさめ行いにおいて人を害さないこと。
誤り。
これは尽己竢成ではありません。正しい道に従って行動する考え方に関係する内容であり、努力を尽くして成功を待つという意味とは異なります。
覚えるポイント
- 尽己竢成は、己を尽くして成るを待つことです。
- 精力善用は、心身の力を最も有効に使うことです。
- 自他共栄は、自分と他者がともに栄えることです。
- 柔道の理念問題は、似た表現を意味で整理して選びます。