34AM86|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学細胞・筋・神経生理神経伝導・反射
膝蓋腱反射に関与しないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、膝蓋腱反射(伸張反射)のしくみが問われています。反射弓に関わる要素を順にたどると見分けられます。
解説
膝蓋腱反射は、膝の腱をたたくと大腿四頭筋が瞬間的に伸ばされ、それを感じて筋が反射的に収縮する伸張反射です。経路は次のように進みます。
腱をたたく → 大腿四頭筋が伸びる → 筋の中の筋紡錘が感知 → Ia群(I群)線維が脊髄へ伝える → α運動ニューロンが興奮 → 大腿四頭筋が収縮。
この反射に関わるのは、大腿四頭筋・筋紡錘・Ia群線維・α運動ニューロンです。III群線維は痛みなどを伝える線維で、この反射には関与しません。
ひっかけポイント
伸張反射の求心性線維は太い**Ia群(I群)**です。III群と取り違えないようにします。
選択肢の確認
1.大腿四頭筋
誤り(関与する)。
反射で伸ばされ、収縮する筋そのものです。反射弓に含まれます。
2.筋紡錘
誤り(関与する)。
筋の伸びを感知する受容器で、反射の出発点になります。
3.III群線維
正答。関与しません。
III群線維は痛みなどを伝える線維で、伸張反射の求心路(Ia群)ではありません。
4.α運動ニューロン
誤り(関与する)。
筋を収縮させる遠心性のニューロンで、反射弓に含まれます。
覚えるポイント
- 膝蓋腱反射は伸張反射。
- 反射弓=大腿四頭筋・筋紡錘・Ia群(I群)線維・α運動ニューロン。
- 求心性線維はIa群(III群ではない)。