34PM101|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷足部・足関節障害
衝突性外骨腫で正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 3・4
正答
3、4
この問題のポイント
この問題では、足関節の衝突性外骨腫の特徴が問われています。
衝突性外骨腫は、足関節前方で骨同士や軟部組織が繰り返し衝突し、骨棘や腫脹、疼痛を生じる障害です。
解説
衝突性外骨腫は、足関節の前方インピンジメントとして理解すると整理しやすいです。
サッカー、バスケットボール、バレエなど、足関節の背屈やキック動作、ジャンプ動作を繰り返す競技で問題になります。反復するストレスにより、脛骨前縁や距骨頸部周辺に骨棘が形成され、足関節前面の疼痛や腫脹、可動域制限を生じます。
また、足関節外側靱帯損傷後などで不安定性が残ると、足関節前方での衝突が起こりやすくなります。
鑑別のポイント
足関節前面痛では、衝突性外骨腫、距骨骨軟骨損傷、足関節捻挫後遺症、腱障害を鑑別します。疼痛部位、背屈時痛、不安定性を確認します。
選択肢の確認
1.水泳の選手に多い。
誤り。
衝突性外骨腫は、足関節に反復した背屈ストレスや衝突が加わる競技で問題になりやすいです。水泳選手に多い障害として覚えるものではありません。
2.脛骨と腓骨の衝突で起こる。
誤り。
衝突性外骨腫では、足関節前方で脛骨前縁と距骨頸部周辺などの衝突が問題になります。脛骨と腓骨の衝突で起こるという説明は適切ではありません。
3.足関節に不安定性がみられる。
正しい。
足関節捻挫後などで不安定性が残ると、関節内外の衝突や骨棘形成が起こりやすくなります。衝突性外骨腫に関係する所見です。
4.足関節前面に腫脹がみられる。
正しい。
足関節前方での衝突により、前面の疼痛、腫脹、圧痛、背屈制限などがみられることがあります。
覚えるポイント
- 衝突性外骨腫は足関節前方インピンジメントとして考える。
- 足関節前面の疼痛、腫脹、背屈制限が重要。
- 足関節不安定性が背景になることがある。
- 脛骨と腓骨の衝突ではなく、足関節前方での衝突を考える。