34PM21|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学神経・歩行パーキンソン病・筋ジストロフィー
パーキンソン(Parkinson)病の症状でないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、パーキンソン病の主な症状と、他の神経疾患でみられる歩行障害を区別します。
「症状でないのはどれか」なので、パーキンソン病に特徴的でないものを選びます。
解説
パーキンソン病では、黒質ドパミン神経の障害により、運動の開始や調節がうまくいかなくなります。
代表的な症状は、寡動、筋固縮、安静時振戦、姿勢反射障害です。歩行では、小刻み歩行、すくみ足、前傾姿勢、加速歩行などがみられます。
一方、酩酊歩行は小脳性運動失調でみられる、酒に酔ったようにふらつく歩行です。パーキンソン病の代表症状ではありません。
ひっかけポイント
パーキンソン病は小刻み歩行、小脳障害は酩酊歩行です。異常歩行の名称と原因部位をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.寡動
該当します。
寡動は動作が少なく遅くなる症状で、パーキンソン病の代表的な症状です。動き出しにくさや表情の乏しさにも関係します。
2.筋固縮
該当します。
筋固縮は筋緊張が高くなり、関節を他動的に動かしたときに抵抗を感じる症状です。パーキンソン病で重要です。
3.酩酊歩行
正答。該当しません。
酩酊歩行は、小脳性運動失調でみられるふらつきの強い歩行です。パーキンソン病の代表症状ではありません。
4.姿勢反射障害
該当します。
姿勢反射障害は、姿勢を保ったり立ち直ったりする反応が低下する症状です。転倒しやすくなるため、パーキンソン病で重要です。
覚えるポイント
- パーキンソン病は寡動、筋固縮、安静時振戦、姿勢反射障害。
- 歩行では小刻み歩行、すくみ足、加速歩行が重要。
- 酩酊歩行は小脳性運動失調でみられる。
- 「でないのはどれか」では、正答は該当しないものとして確認する。