34PM27|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学神経・歩行パーキンソン病・筋ジストロフィー
進行性筋ジストロフィーでみられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、進行性筋ジストロフィーでみられやすい歩行異常が問われています。
進行性筋ジストロフィーでは、骨盤帯や下肢近位筋の筋力低下により、体幹を左右に振るようなアヒル歩行がみられます。
解説
進行性筋ジストロフィーは、骨格筋が進行性に変性・萎縮し、筋力低下をきたす疾患です。
特に骨盤帯周囲の筋力が低下すると、歩行中に骨盤を安定させにくくなります。その結果、体幹を左右に揺らしながら歩くアヒル歩行がみられます。
また、デュシェンヌ型筋ジストロフィーでは、床から立ち上がるときに手を膝や大腿に当ててよじ登るように立つ登攀性起立も重要です。
ひっかけポイント
アヒル歩行は、骨盤帯筋の筋力低下で体幹が左右に揺れる歩行です。パーキンソン病の突進歩行、小脳障害の失調性歩行、末梢動脈疾患の間欠性跛行と区別します。
選択肢の確認
1.突進歩行
誤り。
突進歩行は、パーキンソン病でみられることがある歩行です。前傾姿勢のまま小刻みに歩き、止まりにくくなるのが特徴です。進行性筋ジストロフィーで代表的な歩行ではありません。
2.アヒル歩行
正しい。
進行性筋ジストロフィーでは、骨盤帯筋や下肢近位筋の筋力低下により、体幹を左右に揺らすアヒル歩行がみられます。
3.間欠性跛行
誤り。
間欠性跛行は、歩行時に下肢痛が出現し、休むと軽快する状態です。閉塞性動脈硬化症や腰部脊柱管狭窄症で重要です。進行性筋ジストロフィーの代表的歩行ではありません。
4.失調性歩行
誤り。
失調性歩行は、小脳障害や深部感覚障害でみられるふらつきの強い歩行です。進行性筋ジストロフィーで代表的なのはアヒル歩行です。
覚えるポイント
- 進行性筋ジストロフィーでは骨盤帯筋の筋力低下が重要。
- 代表的な歩行異常はアヒル歩行。
- デュシェンヌ型では登攀性起立も押さえる。
- 突進歩行はパーキンソン病、失調性歩行は小脳・深部感覚障害、間欠性跛行は血管性・神経性で整理する。