34PM35|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学循環器・呼吸器呼吸音・COPD・気胸
慢性閉塞性肺疾患(COPD)で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、**慢性閉塞性肺疾患(COPD)**の原因と症状が問われています。
COPDでは、喫煙歴、呼気延長、呼吸音減弱、樽状胸郭を押さえます。
解説
COPDは、慢性気管支炎や肺気腫を含む疾患概念で、長期の有害物質吸入により気流制限が起こります。代表的な原因は喫煙です。
COPDでは、息を吐き出しにくくなるため、呼気が延長します。また、肺の過膨張により樽状胸郭を呈することがあります。聴診では呼吸音が減弱することがあり、喘鳴を伴うこともあります。
漏斗胸は胸骨が陥凹する胸郭変形であり、COPDの典型所見ではありません。
臨床でのイメージ
COPDでは、労作時息切れ、慢性の咳・痰、口すぼめ呼吸、呼気延長が重要です。喫煙歴の確認が大きな手がかりになります。
選択肢の確認
1.喫煙が原因となる。
正しい。
COPDの最大の危険因子は喫煙です。長期の喫煙により気道や肺胞が障害され、慢性的な気流制限が起こります。
2.漏斗胸を呈する。
誤り。
COPDでは肺の過膨張により樽状胸郭を呈することがあります。漏斗胸は胸骨が陥凹する胸郭変形であり、COPDの典型ではありません。
3.吸気が延長する。
誤り。
COPDでは空気を吐き出しにくいため、延長するのは吸気ではなく呼気です。
4.聴診で呼吸音が増強する。
誤り。
COPDでは肺気腫により呼吸音が減弱することがあります。呼吸音が増強するという記述は適切ではありません。
覚えるポイント
- COPDの代表的原因は喫煙。
- COPDでは呼気延長が重要。
- 胸郭は漏斗胸ではなく、樽状胸郭を考える。
- 聴診では呼吸音減弱や喘鳴に注意する。