34PM36|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学循環器・呼吸器呼吸音・COPD・気胸
自然気胸で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、自然気胸の症状と身体所見が問われています。
自然気胸は、肺から胸腔内に空気が漏れ、肺が虚脱する状態です。突然の胸痛と呼吸困難が重要です。
解説
自然気胸では、肺表面のブラやブレブが破れるなどして、胸腔内に空気が入ります。すると肺がしぼみ、突然の胸痛や息切れを生じます。
患側では呼吸音が減弱し、打診では鼓音を呈することがあります。胸水が貯留する疾患ではなく、胸腔内に空気がたまる疾患です。
喘鳴は気道狭窄でみられる笛のような音で、気管支喘息などで重要です。自然気胸の典型所見ではありません。
臨床でのイメージ
突然の胸痛と呼吸困難があれば自然気胸を考えます。緊張性気胸では血圧低下、頻脈、チアノーゼなどを伴い、緊急対応が必要です。
選択肢の確認
1.突然の胸痛で発症する。
正しい。
自然気胸は突然の胸痛や呼吸困難で発症することが多い疾患です。若年のやせ型男性にみられることもあります。
2.喘鳴を伴う。
誤り。
喘鳴は気道狭窄でみられる音で、気管支喘息などで重要です。自然気胸の典型的な所見ではありません。
3.呼吸音が増強する。
誤り。
自然気胸では患側の肺が虚脱するため、呼吸音は増強ではなく減弱します。
4.胸水が貯留する。
誤り。
自然気胸では胸腔内にたまるのは主に空気です。胸水が貯留する疾患とは区別します。
覚えるポイント
- 自然気胸は突然の胸痛と呼吸困難で発症しやすい。
- 患側では呼吸音が減弱する。
- 胸腔内にたまるのは水ではなく空気。
- 緊張性気胸を疑う場合は緊急対応が必要。