115A7第115回 医師国家試験 過去問

外科系消化器外科ヘルニア・腸閉塞

下腹壁動静脈、腹直筋外側縁および鼠径靱帯に囲まれたHesselbach三角をヘルニア門とするのはどれか。

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正解: c

正解

  • c 内鼠径ヘルニア

解説

Hesselbach三角は、

  • 下腹壁動静脈
  • 腹直筋外側縁
  • 鼠径靱帯

で囲まれる部位です。
ここをヘルニア門とするのが 内鼠径ヘルニア です。

解剖の整理

内鼠径ヘルニアは、下腹壁動静脈の内側 から直接前方へ突出します。
これに対して外鼠径ヘルニアは、内鼠径輪 から入り、下腹壁動静脈の 外側 を通ります。

各選択肢の検討

  • a 大腿ヘルニア
    大腿管を通るヘルニアであり、Hesselbach三角とは無関係です。

  • b 外鼠径ヘルニア
    内鼠径輪を通るもので、Hesselbach三角は通りません。

  • c 内鼠径ヘルニア
    正しいです。Hesselbach三角がヘルニア門です。

  • d 閉鎖孔ヘルニア
    閉鎖孔から脱出するヘルニアです。

  • e Bochdalek孔ヘルニア
    先天性横隔膜ヘルニアの一種で、部位がまったく異なります。

ひっかけポイント

この問題では、内鼠径ヘルニア外鼠径ヘルニア の位置関係を正しく覚えているかが問われます。

覚えるポイント

  • Hesselbach三角=内鼠径ヘルニア
  • 内鼠径輪=外鼠径ヘルニア
  • 国試では 下腹壁動静脈の内側か外側か が重要です。

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