116A1第116回 医師国家試験 過去問

内科系呼吸器睡眠呼吸障害

睡眠時無呼吸症候群による高血圧について、正しくないのはどれか。

解答・解説を見る

正解: c

正解

c α遮断薬が第一選択薬である。

解説

睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中の反復する低酸素血症覚醒反応によって交感神経活動が亢進し、高血圧を合併しやすくなります。特に特徴的なのは、夜間高血圧早朝高血圧です。

正しい選択肢

  • a
    正しいです。睡眠中の無呼吸に伴う低酸素と交感神経刺激のため、夜間高血圧を呈しやすくなります。
  • b
    正しいです。肥満は睡眠時無呼吸症候群の重要な増悪因子であり、減量は治療の基本です。
  • d
    正しいです。家庭血圧では、夜間から早朝にかけて血圧が高いことが捉えられやすく、早朝高血圧として問題になります。
  • e
    正しいです。CPAP によって無呼吸が改善すると、交感神経亢進が軽減し、降圧効果が期待できます。

誤っている選択肢

  • c
    誤りです。睡眠時無呼吸症候群による高血圧で、α遮断薬が第一選択薬と決まっているわけではありません。
    まず重要なのは、減量CPAP などで基礎病態を改善することです。降圧薬を使う場合も、一般的な高血圧治療の考え方に沿って選択します。

ひっかけポイント

この問題は、降圧薬の種類を細かく問うというより、睡眠時無呼吸症候群に特有の高血圧パターンと治療の柱を整理できているかがポイントです。

覚えるポイント

  • 睡眠時無呼吸症候群では 夜間高血圧、早朝高血圧
  • 治療の中心は 減量CPAP
  • 特定の降圧薬が機械的に第一選択になるわけではない

関連問題

117F75116A2
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)