116F17第116回 医師国家試験 過去問

社会医学・医療システム公衆衛生医療制度・社会保障

生活保護について正しいのはどれか。

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正解: c

正解

  • c 被保護世帯数は高齢者世帯が最も多い。

解説

生活保護は、資産や能力などを活用してもなお最低限度の生活を維持できない場合に行われる公的扶助です。
国試では、制度の運営主体、被保護世帯の特徴、医療扶助との関係がよく問われます。

その基本事項として、被保護世帯では高齢者世帯の割合が高いことを押さえておくことが大切です。

各選択肢の検討

  • a 生活保護基準は都道府県が定める。
    誤りです。生活保護基準はが定めます。都道府県ごとに独自決定するものではありません。

  • b 被保護世帯数は近年減少傾向にある。
    誤りです。少なくとも国試の基本整理として、単純に「近年減少傾向」とは言えません。この選択肢は適切ではありません。

  • c 被保護世帯数は高齢者世帯が最も多い。
    正しいです。高齢者世帯が大きな割合を占めることが重要なポイントです。

  • d 生活保護の開始は要介護状態が最も多い。
    誤りです。開始理由は多様であり、要介護状態が最多という整理にはなりません。

  • e 生活保護受給者は国民健康保険に加入している。
    誤りです。生活保護受給者は、医療については医療扶助の対象となり、国民健康保険に加入する形ではありません。

ひっかけポイント

この問題では、制度の名前から細かい運用主体を曖昧に覚えていると迷いやすいです。

特に重要なのは次の2点です。

  • 基準を定めるのは国
  • 医療は国民健康保険ではなく医療扶助

覚えるポイント

  • 生活保護基準は国が定める
  • 被保護世帯では高齢者世帯が多い
  • 生活保護受給者の医療は医療扶助で対応する

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