26AM14第26回 精神保健福祉士国家試験 過去問

旧カリキュラム(第26回)共通科目心理学理論と心理的支援

クライエント中心療法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

ロジャーズのクライエント中心療法は、支援者が答えを指示するのでなく、共感的理解、無条件の肯定的関心、自己一致をもって傾聴します。

解説

人には自ら成長し問題を理解して方向を選ぶ実現傾向があると捉え、治療者は受容的で安全な関係を整えます。非指示的に話を聴くとは、ただ黙ることではなく、内容と感情を反映し、評価・解釈・助言を急がず、本人の内的世界を理解しようとすることです。解決焦点アプローチは例外と強み、家族療法は関係システム、精神分析は無意識、認知行動療法は認知と行動へ焦点を当てます。本人中心の姿勢は、必要な情報を隠すことでも危険を放置することでもありません。

選択肢の確認

1.クライエントの話を非指示的に傾聴していく。
正答。最も適切です。本人の自己理解と成長を信頼し、受容・共感をもって聴きます。

2.解決に焦点をあわせ、クライエントの強みを発展させる。
誤り。解決焦点短期療法に特徴的な説明です。

3.クライエントの家族関係を変容しようとする。
誤り。家族システムと相互作用へ介入する家族療法の説明です。

4.クライエントの意識を無意識化していく。
誤り。表現自体も不適切で、無意識葛藤を扱う精神分析との混同です。

5.クライエントの認知や行動に焦点を当てていく。
誤り。思考・感情・行動の関連を扱う認知行動療法の説明です。

覚えるポイント

クライエント中心療法の三条件は「共感的理解・無条件の肯定的関心・自己一致」。非指示的傾聴で本人の力を支えます。

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