26AM48|第26回 精神保健福祉士国家試験 過去問
次のうち、福祉計画を策定する際に用いられるパブリックコメントに関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
パブリックコメントは、行政が案を事前に公表し、広く意見・情報を募り、その内容を考慮して意思決定する参加手続です。
解説
パブリックコメントは意見公募手続とも呼ばれ、計画や規則等の案を公表し、不特定多数から意見や情報を募集して、行政の最終判断に反映・考慮する仕組みです。透明性と公正性を高め、住民参加の機会を確保します。2はニーズ量に基づくサービス必要量の推計、3は専門家への反復質問により合意を収束させるデルファイ法、4は批判を控えて自由に案を出すブレーンストーミング、5はカードをまとめて構造化するKJ法の説明です。手法の目的と手順を対にして覚えます。
選択肢の確認
1.行政機関が計画の素案を公表して広く意見や情報を募集する機会を設けることにより、人々の意見を計画に反映させる。
正答。最も適切です。案を事前公表し、広く意見・情報を募り、その内容を考慮して計画等を決定する手続です。
2.特定のニーズに対応するサービスの種類と必要量を客観的に算出することにより、サービスの整備目標を算出する。
誤り。これはサービス必要量の推計・ニーズ測定に関する説明で、一般から意見を募るパブリックコメントではありません。
3.専門家等に対して同じ内容のアンケート調査を繰り返し実施することにより、意見を集約していく。
誤り。匿名的な反復調査で専門家の意見を収束させるデルファイ法の説明であり、意見公募手続とは異なります。
4.集団のメンバーが互いの知恵や発想を自由に出し合うことにより、独創的なアイデアを生み出す。
誤り。評価や批判を後回しにして自由に発想を出すブレーンストーミングの説明で、パブリックコメントではありません。
5.意見やアイデアを記したカードをグループ化していくことにより、様々な情報を分類・整理していく。
誤り。カード化した情報を類似性でまとめ、関係を構造化するKJ法の説明で、案への意見公募手続ではありません。
覚えるポイント
案の公表と広い意見募集はパブリックコメント、反復質問はデルファイ法、自由発想はブレーンストーミング、カード整理はKJ法です。