27AM30第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)共通科目社会保障

「令和3年度社会保障費用統計」(国立社会保障・人口問題研究所)による社会保障の費用等に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

社会保障費用統計は、社会保障給付費の総額、医療・年金・福祉その他の部門別構成、政策分野別社会支出、財源構成、国際比較を分けて読みます。設問指定の2021年度・2020年度の値で判断します。

解説

2021年度の社会保障給付費は、医療47兆4,205億円、年金55兆8,151億円、福祉その他35兆5,076億円で、総額に占める福祉その他の割合は25.6%でした。2割を超えるため、2が正答です。社会保障給付費総額は138兆7,433億円で160兆円未満です。政策分野別社会支出では老齢の割合が最大で、家族ではありません。財源は社会保険料の割合が公費負担より大きく、日本の対GDP比社会支出もOECD加盟国で最大ではありません。

選択肢の確認

1.2021年度(令和3年度)の社会保障給付費の総額は、160兆円を超過している。
誤り。総額は138兆7,433億円で、160兆円を超えていません。

2.2021年度(令和3年度)の部門別(「医療」、「年金」、「福祉その他」)の社会保障給付費のうち、「福祉その他」の割合は、2割を超過している。
正答。福祉その他は35兆5,076億円、構成割合25.6%で、2割を超えています。

3.2021年度(令和3年度)の政策分野別社会支出の割合が最も大きいのは「家族」である。
誤り。最も大きい政策分野は老齢であり、家族ではありません。

4.2021年度(令和3年度)の社会保障財源における公費負担の割合は、社会保険料の割合よりも大きい。
誤り。社会保険料の構成割合が公費負担の割合を上回っています。

5.2020年度(令和2年度)の日本の社会支出は、対国内総生産比でみると、OECD加盟国の中で最も大きい。
誤り。日本はOECD加盟国中で最大ではありません。国際比較は各国の制度と統計基準にも留意します。

覚えるポイント

2021年度は給付費総額約138.7兆円、医療34.2%、年金40.2%、福祉その他25.6%です。「福祉その他は2割超」が決め手で、統計名・年度・分母を必ず確認します。

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