27AM44|第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問
「令和6年版地方財政の状況」(総務省)に示された2022年度(令和4年度)の民生費などに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
地方財政の目的別歳出は、都道府県と市町村で構成が異なります。2022年度の総額順位と、民生費内部の費目構成を分けて読み取ることが要点です。
解説
総務省「令和6年版地方財政の状況」が示す2022年度の目的別歳出決算額では、市町村の構成比は民生費が最も大きく、次いで総務費、教育費の順です。市町村は、児童福祉、生活保護、高齢者・障害者福祉など住民に身近な給付・サービスを多く担うため、都道府県より民生費割合が高くなります。また、災害救助費は災害発生状況に左右されるため単調に増加せず、民生費の内訳も都道府県では老人福祉費、市町村では児童福祉費が最大であり、総額順位と内訳を混同しないことが必要です。
選択肢の確認
1.市町村の目的別歳出決算額の構成比は、大きい方から、民生費、総務費、教育費の順となっている。
→ 正しい記述であり、正答です。2022年度の市町村の目的別歳出構成は、民生費、総務費、教育費の順に割合が大きくなっています。
2.目的別歳出決算額において、都道府県では、2012年(平成24年)以降、災害救助費が一貫して増加している。
→ 誤りです。災害救助費は各年度の災害規模や発生状況によって増減しており、2012年以降に一貫して増加しているとはいえません。
3.市町村と都道府県の目的別歳出決算額に占める民生費の割合を比較すると、都道府県の方が大きい。
→ 誤りです。住民に身近な福祉サービスや給付を幅広く実施する市町村の方が、目的別歳出に占める民生費の割合は大きくなっています。
4.目的別歳出決算額において、都道府県の民生費では、社会福祉費の割合が最も大きい。
→ 誤りです。都道府県の民生費の内訳で最も割合が大きいのは老人福祉費であり、社会福祉費が最大ではありません。
5.目的別歳出決算額において、市町村の民生費では、生活保護費の割合が最も大きい。
→ 誤りです。市町村の民生費の内訳で最も割合が大きいのは児童福祉費であり、生活保護費が最大ではありません。
覚えるポイント
2022年度の市町村歳出は「民生費、総務費、教育費」の順です。民生費内訳の最大は、都道府県が老人福祉費、市町村が児童福祉費です。