27PM15|第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問
職場でのハラスメントに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
職場のパワーハラスメントの代表的類型には「過大な要求」があり、業務上明らかに不要なこと、遂行不可能なことの強制や仕事の妨害が該当します。
解説
職場のパワーハラスメントは、優越的な関係を背景とした言動で、業務上必要かつ相当な範囲を超え、就業環境を害するものです。遂行不能な仕事の強制や仕事の妨害は過大な要求の例です。事業主の雇用管理上の措置は企業規模を問わず義務化されています。セクシュアルハラスメントは同性間も対象で、妊娠・出産等に関するハラスメント防止は男女雇用機会均等法等が根拠です。ハラスメントによる精神障害も、業務による心理的負荷として労災認定の対象になり得ます。相談者への不利益取扱いを防ぎます。
選択肢の確認
1.業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制・仕事の妨害は、パワーハラスメントに該当する。
正しい。業務上の適正範囲を超える「過大な要求」の典型例です。
2.労働者数300名未満の事業場では、ハラスメント対応の措置が事業主の努力義務となっている。
誤り。企業規模にかかわらず、事業主には防止のための雇用管理上の措置義務があります。
3.セクシュアルハラスメントの内容として、同性に対するものは対象外である。
誤り。行為者・被害者の性別を問わず、同性に対する言動も対象になります。
4.マタニティハラスメントの禁止は、母子保健法で規定されている。
誤り。雇用分野の妊娠・出産等に関する不利益取扱い・防止措置は男女雇用機会均等法等に基づきます。
5.ハラスメントに起因する精神障害は、労働災害認定基準から除外されている。
誤り。ハラスメントによる強い心理的負荷は、精神障害の労災認定で評価対象となります。
覚えるポイント
パワハラの三要素と6類型を整理し、「業務指導だから何でも許される」わけではない点、相談者保護を押さえます。