28AM65第28回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)共通科目ソーシャルワークの基盤と専門職

次の記述のうち、社会福祉士及び介護福祉士法の制定にかかる福祉関係三審議会合同企画分科会の意見具申の内容に関するものとして、適切なものを2つ選びなさい。

2つ選択
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正解: 1・5

正答

1、5

この問題のポイント

1987年の資格法制定に直結した福祉関係三審議会合同企画分科会の意見具申と、それ以前の社会福祉専門職論を区別します。意見具申は高齢化・国際化・民間サービスの進展を背景に資格制度を求めました。

解説

意見具申は、資格法制化が住民参加やボランティア活動を阻害してはならないとしたため1が適切です。また高齢化に伴う専門的ニーズ、国際化、シルバーサービスの進展を踏まえ、一定の知識・技能を担保する法律上の資格制度が必要としたため5も適切です。他の肢は、別時期の専門職制度・社会福祉従事者確保に関する提言を混在させています。

選択肢の確認

1.ボランティアの振興は不可欠なものであるが、資格の法制化が、それを阻害するものであってはならないとした。
正しい。専門資格の整備と住民・ボランティアの自発的活動を対立させない配慮が示されました。

2.専門職のあり方では職務の標準化より専門職化を重視し、スペシャリスト、専門職者(上級ソーシャルワーカー、中級ソーシャルワーカー)、準専門職者に区分した。
誤り。この階層的区分は、資格法制定時の三審議会合同企画分科会意見具申の内容ではありません。

3.社会福祉職員の量質両面での充実を図るため、公私の社会福祉専門職者を包括的に捉える専門職として社会福祉士(仮称)制度を提言し、処遇改善を図ろうとした。
誤り。公私の従事者全体の身分・処遇を包括的に整える提言ではなく、業務能力を示す国家資格創設を中心としました。

4.社会福祉事業従事者が専門的な教育・訓練を受け、利用者に充分な処遇を行い、またそのための適切な従事者の確保と、職務にふさわしい社会的な地位と処遇の確立が急がれる、とした。
誤り。この表現は三審議会合同企画分科会の資格制度意見具申ではなく、別の従事者・専門職に関する提言です。

5.高齢化と福祉ニードへの専門的な対応、国際化と福祉専門家の養成、シルバーサービスの動向と資格制度の必要性に鑑み、法律に基づく資格制度の導入が必要であるとした。
正しい。資格制度創設を必要とした当時の社会状況と政策理由を正確に述べています。

覚えるポイント

1987年資格法の背景は、高齢化、国際化、シルバーサービス、専門性の担保です。同時に、資格化でボランティアを阻害しないとしました。

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