60PM026|第60回 作業療法士国家試験 過去問
作業と改善が期待される機能の組合せで最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1.籠のかご編み ― 視覚運動協応
この問題のポイント
作業活動と、その活動によって期待される機能の「適切な組み合わせ」を問う問題です。正解は「視覚と運動の連携」を必要とする作業が、その機能改善に最も適していること。特に「見ながら手を動かす」作業が、視覚運動協応の鍛錬に効果的であることがポイントです。
解説
「籠のかご編み」は、編み目を視覚的に確認しながら手指で操作を行う作業です。この過程で、目で視覚情報を得ながら手で正確に動きを調整する必要があります。そのため、視覚と運動の連携(視覚運動協応)が鍛えられ、その改善が期待されます。これは、作業療法において「視覚運動協応」を評価・改善するための典型的な活動です。
一方、他の選択肢では機能との関連性が薄いです。例えば「機織りの整経」は糸の長さや本数を整える作業で、段取りや両側協調が重要ですが、手指巧緻性とは直接結びつきません。陶芸のたたら作りは手の操作に重きがおかれ、構成能力とは関連が薄いです。和紙のちぎり絵作りは創造性や視覚運動協応を重視するが、記憶力の改善とは関係が薄く、フィンガーペインティングは情緒的発散を目的とし、筋力増強とは関係ありません。
選択肢の確認
1.籐のかご編み 視覚運動協応
2.機織りの整経 手指巧緻性
3.陶芸のたたら作り 構成能力
4.和紙のちぎり絵作り 記憶力
5.フィンガーペインティング 手指筋力
覚えるポイント
「見ながら動く」=視覚運動協応。かご編みはその代表。他の活動は「見ながら動く」という本質を欠いているため、最も適切な組み合わせは1番です。