60PM036第60回 作業療法士国家試験 過去問

生化学検査項目と検査値の組合せで基準範囲内にあるのはどれか。

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正解: 5

正答

5.ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉(NGSP) 5.5 %

この問題のポイント

生化学検査項目の「基準範囲内」を判断する際、各項目の標準値を正確に把握することが不可欠です。特に、検査値の単位や範囲の「桁」に注意することで、誤解を避けられます。作業療法士が臨床で患者の健康状態を評価する際、これらの検査値は生活習慣や疾患管理(例:糖尿病)の指標として重要です。

解説

HbA1cは、一定期間の平均的な血糖状態を反映する検査で、糖尿病の診断やコントロール状態を評価する上で重要な指標です。設問の値では、HbA1cよりも他の検査項目の異常を優先して評価します。他の項目では、検査値が基準を大きく超過しています。

  • CRP(7.2 mg/dL)は炎症の指標で、通常0.3 mg/dL未満が正常。
  • アルブミン(2.3 g/dL)は栄養状態を示すが、正常値は4.0〜5.0 g/dL。
  • 総コレステロール(345 mg/dL)は正常値(130〜220 mg/dL)を上回る。
  • BNP(350 pg/mL)は心不全の可能性を示すが、正常値は18.4 pg/mL以下。

したがって、唯一基準範囲内の値はHbA1cの5.5%です。

選択肢の確認

1.C 反応性蛋白〈CRP〉 7.2 mg/dL:誤り(正常値:0.3 mg/dL以下)
2.アルブミン〈Alb〉 2.3 g/dL:誤り(正常値:4.0〜5.0 g/dL)
3.総コレステロール〈TC〉 345 mg/dL:誤り(正常値:130〜220 mg/dL)
4.脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉 350 pg/mL:誤り(正常値:18.4 pg/mL以下)
5.ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉 (NGSP) 5.5 %:正解(正常値:4.6〜6.2%)

覚えるポイント

臨床で頻出の検査値を「単位・範囲」で暗記しましょう。特に、HbA1cは糖尿病管理において「5.5%」は標準的であり、他の検査項目の「高値=異常」を認識することで、正確な判断が可能になります。

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