61AM062|第61回 作業療法士国家試験 過去問
感覚受容器でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2.Golgi装置
この問題のポイント
感覚受容器とは、体の刺激を感知し、神経伝導によって脳に送る「特殊な感覚組織」を指す。試験で頻出の誤解は、名称の類似性(例:Golgi装置とGolgi腱器官)による混同である。本問では、細胞内小器官である「Golgi装置」が感覚受容器ではないこと、特に「名称の類似性を活かした罠問題」として重要である。
解説
感覚受容器は、筋肉や皮膚の変化を検知するための特殊な構造で、その刺激を神経線維(Ia、Ibなど)を通じて中枢に伝達する。筋紡錘は筋の長さ変化を感知し、伸張反射に関与。Pacini小体は深部の圧や振動を検出。Ruffini終末は皮膚の伸張や温感、Meissner小体は軽い触覚や動きを検出する。これらはすべて感覚受容器に該当する。一方、Golgi装置はすべての細胞に存在する**細胞内小器官(オルガネラ)**で、タンパク質の修飾・分泌を担う機能を持つ。感覚を感知する「感覚受容器」とは異なるため、本問の正答は2である。
選択肢の確認
1.筋紡錘:感覚受容器。筋の伸展を検出。
2.Golgi 装置:感覚受容器でない。細胞内構造。
3.Pacini 小体:感覚受容器。振動・圧を検出。
4.Ruffini 終末:感覚受容器。伸張・温感を検出。
5.Meissner 小体:感覚受容器。動的触覚を検出。
覚えるポイント
「Golgi腱器官」は感覚受容器で、腱に存在し、過剰な筋張力を感知して筋を弛緩させる。しかし「Golgi装置」はその名前だけが類似しており、細胞内の構造であるため、感覚受容器とは異なる。名称の類似性に注意し、細胞内小器官と感覚受容器を明確に区別することが試験で求められる。