61PM024第61回 作業療法士国家試験 過去問

評価法と説明の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・3

正答

2・3

この問題のポイント

疼痛評価ツールの使い分けにおいて、評価方法(視覚的・数値的・表情による)と対象者の特性(小児・認知症・成人など)を考慮した適切な適用が問われます。特に、認知症患者や言語能力に限界がある患者に対しては、視覚的・表情ベースの評価が適していることの理解が重要です。

解説

疼痛評価は、患者の自覚に依存するため、評価方法の選択は患者の状態に応じて行う必要があります。
Face Scaleは、笑顔から泣き顔までの表情を絵で示した視覚的評価ツールで、特に認知症患者や小児に適しています。患者が言語をうまく使えない場合でも、表情を観察することで評価が可能になります。
**NRS(Numerical Rating Scale)**は0〜10の数値で疼痛の強さを自己報告するツールで、シンプルで理解しやすい数値的評価として広く使用されています。
一方、他の選択肢は誤りです。Abbey pain scaleは認知症患者の観察式評価であり、緩和ケアの包括的評価とは言えません。STAS-Jは医療者の観察に基づく多面的評価で、視覚的評価とは異なります。VASは自己報告型の視覚的スケールであり、認知症患者への観察式評価とは言えず、使用に制限があります。

選択肢の確認

1.Abbey pain scale 緩和ケアの包括的評価:誤り。認知症患者の観察式評価。
2.Face Scale 顔の表情の絵による評価:正しい。表情絵による視覚的評価。
3.NRS 数値的評価:正しい。0〜10の数値で自己報告。
4.STAS-J 視覚的評価:誤り。観察者による多面的評価。
5.VAS 認知症患者の観察式評価:誤り。自己報告型で認知症患者には使いにくい。

覚えるポイント

「表情でわかる」→ Face Scale、
「数値でわかる」→ NRS、
「認知症に適した評価」は視覚的・表情ベースのツールが最適。

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