61PM043第61回 作業療法士国家試験 過去問

0 歳~成人が適用年齢となる検査はどれか。

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正解: 2

正答

2.新版K式発達検査

この問題のポイント

作業療法において、発達の段階を幅広い年齢層で評価できる検査は、評価対象の年齢範囲が0歳から成人までをカバーしている必要があります。特に、幼児期から高齢期までの一貫した発達プロセスを把握する上で、年齢制限のない検査が重要です。

解説

発達評価では、子どもの成長段階に応じた行動や能力を観察することが求められます。本問では「0歳〜成人」という幅広い年齢層に適した検査を問われています。
新版K式発達検査(Kyoto Scale of Psychological Development)は、姿勢・運動、認知・適応、言語・社会の3領域を評価し、0歳から成人まで対象とし、発達年齢や発達指数(DQ)を算出できます。これにより、発達の遅れや進行の様子を継続的に把握できるため、作業療法の評価において特に有効です。

一方、他の選択肢は年齢制限が明確に設けられています。例えば、WISC-Vは5歳以上から16歳まで、ASQやデンバー式は乳幼児(0〜5歳)に特化しており、成人対象には対応できません。田中・ビネー検査は2歳〜成人まで対象だが、発達の初期段階を含まないため、0歳からの評価には不適切です。

選択肢の確認

1.WISC-Ⅴ:5歳0か月〜16歳11か月(成人不可)
2.新版K 式発達検査:0歳〜成人(上限なし)
3.田中・ビネー知能検査:2歳〜成人(0歳対象外)
4.ASQ〈Ages & Stages Questionnaires〉:0〜5歳6か月(成人不可)
5.改訂日本語版デンバー式発達スクリーニング検査:0〜6歳(成人不可)

覚えるポイント

「0歳から成人まで」をカバーする発達検査は、新版K式発達検査が唯一の選択肢です。発達の幅広い評価が求められる作業療法の現場で、この検査は初期から高齢期までの一貫した評価に適しています。

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