第50回
50AM049|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
2つ選択
眼球陥凹をきたす疾患はどれか。2つ選べ。
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正解2・5
正答
2、5
この問題のポイント
眼球陥凹をきたす病態を問う問題です。
解説
Duane症候群では、内転時に外直筋が異常同時神経支配で収縮するため眼球が後方へ引き込まれ、眼球後退(陥凹)と瞼裂の狭小が生じます。これが本症候群の診断上の要点です。
眼窩吹き抜け骨折では眼窩壁が破れて眼窩容積が広がり、内容が副鼻腔へ脱出するため眼球陥凹を生じます。甲状腺眼症は眼球突出、重症筋無力症と動眼神経麻痺は眼瞼下垂であり、眼球陥凹はきたしません。
選択肢の確認
1.甲状腺眼症
誤り。甲状腺眼症では眼球突出をきたす。
2.Duane 症候群
正しい。Duane症候群では内転時に眼球後退がみられる。
3.重症筋無力症
誤り。重症筋無力症では眼瞼下垂が主症状である。
4.動眼神経麻痺
誤り。動眼神経麻痺では眼瞼下垂と外下斜視をきたす。
5.眼窩吹き抜け骨折
正しい。眼窩吹き抜け骨折では眼窩容積の拡大により眼球陥凹をきたす。
覚えるポイント
- Duane症候群=内転時の眼球後退・瞼裂狭小。外転神経核の低形成による異常神経支配。
- 眼窩吹き抜け骨折=眼球陥凹・複視・眼窩下神経領域の知覚低下。
- Horner症候群の眼球陥凹は見かけ上のもの(瞼裂狭小による)。
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