50AM050|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
弱視を伴った乳児内斜視で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
弱視を伴う乳児内斜視の治療の順序を問う問題です。
解説
斜視手術は両眼の視力が同程度でなければ術後の眼位が安定せず、戻りやすいため、弱視があるときはまず弱視治療を行って視力を揃えてから手術します。これが治療の原則です。
乳児内斜視の弱視は形態覚遮断ではなく**斜視弱視(機能弱視)**であり、交代性上斜位があっても健眼遮閉は行い、字ひとつ視力が測れる年齢を待たず早期に手術し、健眼遮閉で健眼が弱視化しないよう管理しながら行います。
選択肢の確認
1.器質弱視である。
誤り。斜視弱視(機能弱視)であり器質弱視ではない。
2.内斜視の手術は弱視治療後に行う。
正しい。弱視治療で視力を揃えてから内斜視の手術を行う。
3.交代性上斜位が顕性化するので健眼遮閉はしない。
誤り。交代性上斜位があっても必要な健眼遮閉は行う。
4.字ひとつ視力検査が可能になるまで手術はしない。
誤り。両眼視獲得のため字ひとつ視力を待たず早期に手術する。
5.健眼遮閉では健眼が弱視化するのでペナリゼーションを行う。
誤り。適切に管理すれば健眼遮閉で健眼が弱視化することは防げる。
覚えるポイント
- 弱視治療→視力を揃える→斜視手術、の順序が原則。
- 視力に差があると術後の眼位が戻りやすい。
- 乳児内斜視は生後6か月〜2歳の早期手術で粗大な両眼視を目指す。