55PM053|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
乳児内斜視で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
乳児内斜視の特徴を問う問題です。
解説
乳児内斜視は30Δ以上の大角度(多くは30〜60Δ)の内斜視であることが特徴です。生後6か月以前に発症し、遠視は軽度で、交差固視と見かけ上の外転制限を示します。
真の外転制限はなく(人形の眼現象で外転が出る)、屈折は軽度遠視が多く(強度近視ではない)、瞼裂狭小はDuane症候群の所見、両眼視機能は獲得できず不良です。
選択肢の確認
1.外転制限がある。
誤り。真の外転制限はなく、人形の眼現象で外転が出現する。
2.強度近視を認める。
誤り。屈折は軽度遠視が多く強度近視ではない。
3.瞼裂狭小を認める。
誤り。瞼裂狭小はDuane症候群の所見である。
4.30 Δ以上の斜視角がある。
正しい。30Δ以上の大角度の斜視角がある。
5.両眼視機能は良好である。
誤り。両眼視の発達前に発症するため両眼視機能は不良である。
覚えるポイント
- 乳児内斜視=生後6か月以前、30〜60Δ、交差固視、見かけ上の外転制限。
- 合併=交代性上斜位、下斜筋過動、潜伏眼振。
- 早期手術(生後6か月〜2歳)で粗大な両眼視の獲得を目指す。