49PM065|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
乳児内斜視について正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
乳児内斜視の定義と診療を問う問題です。
解説
乳児内斜視でも、まずアトロピン硫酸塩などによる調節麻痺下の屈折検査を行います。強い遠視が隠れていれば調節性内斜視の要素があり、眼鏡で改善する可能性があるため、手術の前に必ず確認する必要があります。
手術は両眼視獲得のため生後6か月〜2歳の早期に行い、斜視角は30〜60Δと大きく、発症は生後6か月以前、調節性内斜視とは別の病態です。
選択肢の確認
1.6歳以降に手術を行う。
誤り。両眼視獲得のため生後6か月〜2歳の早期に手術を行う。
2.斜視角は10Δ未満である。
誤り。斜視角は30〜60Δと大きいことが多い。
3.生後6か月以降に発症する。
誤り。生後6か月以前の発症と定義される。
4.乳児期に発症する調節性内斜視である。
誤り。調節性内斜視とは異なる病態である。
5.アトロピン硫酸塩による調節麻痺下での屈折検査を行う。
正しい。調節麻痺下の屈折検査を行い、遠視の関与を確認する必要がある。
覚えるポイント
- 乳児内斜視=生後6か月以前の発症、大角度、遠視は軽度。
- 合併=交代性上斜位、下斜筋過動、潜伏眼振。
- 早期手術(生後6か月〜2歳)で粗大な両眼視の獲得を目指す。